第3話「王位継承の行方」
両班の少女ソンイはイ・ハンミンが怪我していると知ると部屋の奥にかくまいました。
ソンイの父は「女人天下」のパンおじさんです。祝!両班役~♪
助けてもらったイ・ハンミンは覆面を取り、ソンイに命を預けると誓います。
ああ、イ・ハンミン、あんなに機敏に動けるのならアゴの贅肉をどうにかして~!
ある日、ソンイの将来をみた占い師は、複雑でわからないと診断します。
その帰り道、ソンイの前を横切った毒蛇をイ・ハンミンが始末してくれました。
そう、彼はすっかりソンイの静かなるストーカーと化して見守っているのです。
どうやら光海君に恋しているらしいケトンは、涙で嘉礼(カレ)を済ませ、
王妃(懿仁王后)の暮らす中宮殿付きの女官になりました。
(嘉礼=結婚式。女官の嘉礼は王を夫と誓う儀式で王は出席しません)
さて、具合が悪くなった宣祖のもとには、臨海君・光海君とそれぞれの夫人、
ヤンファダンをはじめとする後宮たちとその王子たち全員が大集合しました。
世宗大王が太祖大王の三番目の王子だったことを宣祖が話し、
長男ではない信城君(ヤンファダン息子)を世継ぎにする意向をほのめかします。
部屋に戻るヤンファダンはルンルン気分で高笑い♪(しかもリピート)です。
そんな宣祖の言葉を受けて、臣下たちは動揺をかくせません。
第一王子・臨海君を推す西人派は左相大臣チョン・チョルのもとに集結しました。
ヤンファダンの兄で別坐キム・ゴンニャン(ヤンファダン兄)が
内帑(ナイドン)金を信城君のためのお布施にこっそり流用しちゃったことを、
ヤンファダン付きのスパイ女官(「女人天下」廃妃シン氏の人)が臨海君へ報告。
臨海君はゴンニャンを捕らえ、天井から吊るして殴りつけてくるくるまわします。
こ、これは、初めて見るゴーモンの形ですね!斬新です!
兄が臨海君に手荒な真似をされたと知ったヤンファダンはもちろん激怒。
ゴンニャンに内帑金から米500石を臨海君に支給させた後で、
臨海君の私兵のために支給しました!と宣祖に謝罪させるという作戦に出ました。
ついでに臨海君が謀反を企んでいるとささやくと、ナヌーッ!と宣祖がお怒りです。
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