*韓国ドラマあらすじ部*

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<済州島に実在した医女チャンドク(長徳/張徳) 「宮廷女官チャングムの誓い」 あらすじ 補足>

チャングムが流刑された済州島で出会った首医女チャンドク。卓越した知識と技術、サバサバした性格、歯に衣着せぬ物言いが気持ちいいキャラでしたね。個人的には、ドケチなナジュテク(カン・ドック妻)を言い負かすシーンが好きです。ご存じの方も多いと思いますが、このチャンドクは実在した人物です。その記述を『朝鮮王朝実録』から探ってみようと思います。

■済州島のチャンドクは中宗時代には亡くなっていた


1488年(成宗19年)9月28日「馳書濟州牧使許熙曰:治齒醫女長德已死, 今無傳業者。 齒、目、鼻諸般痛處能取蟲人, 勿論男女抄送。」

『朝鮮王朝実録』を「醫女 長德」で調べると上記1件がヒットします。済州島の牧使(役人)に「虫歯を治す医女長徳は死んでいて、それに詳しい者がいないから、歯、目、耳などの痛みを治す者なら男女どちらでもいいから探して送れ」と命じた記録です。

成宗とは、「宮廷女官チャングムの誓い」に登場する王様・中宗の父親。成宗の次は燕山君(中宗異母兄)が継いだので、中宗の2代前の国王になります。チャングムが活躍した時代とは少しズレていますが、済州島にチャンドクという有名な医女がいたのは間違いないようです。

■自分の医術を伝えようとしていたチャンドク


韓国語のサイトを調べていると、チャンドクは「長德」のほかに「張德」と表記しているものも発見しました。長徳と張徳が同一人物であるかは断言できませんが、虫歯の技術に秀でていた済州島の医女であったのを考えると、同じ人物である確率が非常に高そうですよね。そこでもう一度『朝鮮王朝実録』を「醫女 張德」で検索してみたところ、1件がヒットしました。長いです。

1492年(成宗23年)6月14日「右承旨權景禧啓曰:濟州醫女張德, 能去齒蟲, 如鼻眼凡病瘡處皆去之。 將死, 傳其術於私婢貴今, 國家贖爲女醫, 欲廣傳其術, 使二女醫從行, 貴今秘不傳。 近有黃乙者, 善治蠱毒而秘之, 刑問三次, 然後乃言。 女醫粉伊習其術而不及黃乙, 是不盡傳其術也, 請拷貴今問之。" 命召貴今, 問曰: "使女醫二人從行, 汝秘不傳, 必欲獨擅其利也。 汝若固諱, 當拷掠鞫問, 其悉言之。" 貴今曰: "我自七歲始學此術, 至十六歲乃成, 今我非不盡心敎, 彼不能習耳。」

上記を翻訳サイトにお願いしてみると、こんな感じのことが書かれているようです。「済州の医女張徳は虫歯や鼻、目などすべての痛みを治すことができ、死ぬ頃にその技術を私婢貴今に伝えました。 その技術を広く伝えるために医女二人を付かせたが、貴今が隠して教えない。それを責めると、『私は7歳から習い始め、16歳までかかりました。私が教えていないわけではない(=そんな簡単に習得できるものではない?)』」

これによると、チャンドクは私婢を弟子として、自分の医術を教えていたことがわかります。習得するのに相当の年月がかかる技術だったようです。そして、自分の知識や技術を弟子に教え、次世代に残そうと考えていたという、視野の広い賢い女性だったこともうかがえますね。そんな生き様は、「宮廷女官チャングムの誓い」で、チャングムの資質を見抜いて医術を教え込んだり、地域の医療のために真水をつくる設備を用意したりするなどのエピソードにも生かされているように感じます。
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