「患者を運んだスッキ(淑徽)公主も痘瘡(天然病)に感染しているかも!」。
危惧したペク・クァンヒョンが駆けつけたそのとき、スッキ公主が倒れました。
お前が病を運んだのだな!とヒョスク大妃(仁宣王后)がクァンヒョンに激怒。
特効薬はまだないため、公主を診た首医イ・ミョンファンに手立てはありません。
なぜか一人だけ黒い服の医官チェ・ヒョンウクは末期の患者を堂々と見捨て、
じゃあお前が治せば?と恵民署でクァンヒョンをけしかけて怒らせるのでした。
前回の痘瘡では二人の王女が亡くなっており、それは顕宗の妹と娘だそうです。
最初の患者が好転しているのにサアムが気づき、クァンヒョンが思い出します。
最初のうちは病名がわからなかったため、解熱剤しか与えていなかったことを。
「これまでの対症療法では、発熱には連翹升麻湯、発疹には化毒湯を使ってきたが
凶作で体力のない患者は強い薬に耐えられない。まず解熱に力を注ぎましょう!」
ってことで副作用のない解熱薬に必要な薬剤を関係者一同が協力して集めます。
一方、「宮殿に行くから」と軍官に賄賂を渡して道を通った兵判は丹陽に避難。
左議政チョン・ソンジョも仮病を使って参殿しないので、顕宗が怒っています。
クァンヒョンがたびたびスッキ公主の部屋に入って治療したり(お体を触ったり)
お見舞いに行って励ましたりしていますね。問題ないのかなと心配になりますが。
そしてスッキ公主を正式に治療するミョンファンはクァンヒョンの処方を採用。
その裏で、ヒョンウクがミョンファンをそそのかしてスッキ公主を悪化させます。
悪化させたところで自分が治療して大逆転&復讐しようと企んでいるからです。
こうしてスッキ公主は懸癰(ヒョノン=喉内部にできる腫瘍)にかかり危篤状態。
空間が狭くて多数の血管がある喉は外科術が不可能とされている部位なのに、
『治腫指南』で治療法を知っているヒョンウクが外科術を施すことになりました。
まだ試したことがないのに公主様を治療するのか!とクァンヒョンが憤慨します。
喉の手術は人体を知り尽くしていないとできない・・・と思ったイ・ソンハは、
あの解剖された遺体の事件はヤツの仕業じゃ?と義禁府都事ソ・ドゥシクに報告。
ソ・ガヨンは痘瘡を悪化させる沈香と麝香をスッキ公主の部屋で発見しました!
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