ファンジニ第8話「髪かざり」
チョンチクはウノの相手であるチニを連れ去って殺すことで解決しようとしますが、
そんなことをしても恋する若者には逆効果だとペンム行首から説得されます。
チョンチクはウノの知らないうちに宴(=水揚げ祭り)を開催しようと企みました。
貧しい暮らしを送るソムソム実家の母は、娘が金持ちに水揚げされるのが望み。
色々手助けをしてくれる教坊下男のチャンイを悪く言うので、ソムソムはムカッ。
愛のために華やかな暮らしを捨てようとするのかとチニを責めて怒りをぶつけ、
下男のチャンイにもつらく当たります。それでも髪飾りを贈るチャンイ・・・。
ますます悲しみを募らせたらしいソムソムは、みずから命を絶ってしまいました。
「本当はチニが羨ましかった、来世ではチャンイと結ばれたい」と手紙を残して。
都の女楽の一番弟子プヨンは、メヒャン行首から水揚げを急かされていました。
ピョクケスとの一件にご立腹のメヒャンに、惨めな暮らしに戻りたいか?と脅され、
どこかの役人のおじさまと泣きながら水揚げを終えるプヨンでした。
ウノ父の壮行の宴が開かれました。教坊の童妓たちも会場へ入ります。
宴の開催を知り駆けつけたウノも末席に加わり鑑賞することにしました。
コムンゴの音を披露したチニにウノ父が近寄ると、チョンチクが水揚げをすすめ、
ウノ父も水揚げを申し出ました。観念したチニが震える指で髪飾りをほどきます。
そこへ、ウノお坊ちゃまの「おまちください!」という声が響きました。
スポンサード リンク