『生殺簿』を完成させたハン・ミョンフェは、あとは心の準備だけだ・・・と
仲間(ホン・ユンソン、ホン・ダルソン、ユ・ス、ヤン・ジョン)に覚悟を確認。
首陽(スヤン)大君宅に行くと、端宗に王妃を迎えさせたいと打ち明けられます。
王妃がいないからファンボ・インや恵嬪に惑わされるというのが首陽大君の考え。
反対する者は口先だけの忠誠者か私欲のために弱い王室を望む者だと話します。
ハン・ミョンフェが『生殺簿』を渡すと、首陽大君は「安平大君」の名に反応。
(弟を始末するのを)何とか避けるすべはないか?と問われたミョンフェは、
国や王室がどうなっても構わない気概のない一介の大君になれば避けられる、
彼らに邪魔なのは大君であり先に『生殺簿』を作っただけと答えました。
端宗1年4月13日、義州道僉節制使を罷免されたホン・ダルソンが科挙に合格。
首陽大君のはからいで4月20日には僉知中枢院事(チョムジジュンチュウォンサ)兼
集賢殿直提学(チプヒョンジョンチクジェハク)に任命されました。
安平大君が平安道、イ・ジンオクが咸吉道を握っていると早速ダルソンが報告します。
王妃揀擇の件で、恵嬪@反対派と淑嬪@賛成派が言い争ってますね。
もちろん安平大君や左議政キム・ジョンソらも、譲寧大君すらも反対です。
首陽大君は「官僚たちを試したい」と婚礼の理由を伯父・譲寧大君に説明。
王室のためを思うなら賛成するし弱体化を望むなら法度を口実に拒むでしょう、
私は誰も見たことのない朝廷をつくってみせます・・・と言われた譲寧大君は、
立派だ首陽!と態度をコロっと変え、宗親70名の署名を持って宮殿に行きます。
端宗は頑なに婚礼を拒否しますが、キム・ジョンソは首陽大君への警戒を強めます。
『生殺簿』の安平大君の名前を首陽大君が消すと、再び書き足すハン・ミョンフェ。
始末しなければまた誰かが擁立します、私の命令に従ってもらいます!と
たかだか主簿なミョンフェに言われちゃった首陽大君はボーゼンとするのでした。
町では、餓死した役夫を見てクォン・ナムが憤っています。
おエライさんが禁軍や船軍を借り出して工事をしているため仕事がないのです。
そんな中、首陽大君たちの決起の日がホン・ダルソンが監巡する10月10日に決定。
大事を前にしたミョンフェは弟ミョンジンを呼んで話し始めました。
至らぬ兄のせいで苦労も多かっただろうが家門を復興させる機会がついに来た、
お前の命をこの兄に預けてくれるか?ならば家族の寝顔を見て来い・・・と。
(ってこの弟に家族いましたっけ~?それともミョンフェ妻子のことでしょうか?)
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