第29話「消された備忘記」
宣祖が備忘記(遺言)をなかったことにしたと知り、臨海君が入宮しました。
宣祖に面会拒否されると、王妃(仁穆王后)を「母上!」とわざとらしく呼び、
永昌大君と同じように可愛がってくださいと嫌味たっぷりにお願い。
そのやりとりをそばで聞いていた光海君も、敵は王妃なのだと悟ります。
宣祖の体調が危うい今、ケトン(キム尚宮)とチョン・イノンが命がけの行動開始。
チョン・イノンは入魂の上書をユ・ヒブン(光海君夫人ユ氏兄)に王に届けさせ、
学者たちと座り込みして捕えられます。光海君が黒幕だと王妃は宣祖に吹き込み、
ユ・ヨンギョンたちからの弾劾を横目にチョン・イノンはみずから流刑地に赴き、
イ・イチョムは「二日待って」と義禁府の役人を抱きこんで出発を遅らせます。
備忘記作成に立ち会ったヤンファダン(=仁嬪)に嬪宮が助けを求めても
風見鶏なヤンファダンは無視。その後、王妃にすり寄ると冷たい反応をされます。
ヤンファダンが病床の宣祖に光海君をすすめたことを王妃が知ったからです。
永昌大君に忠誠を誓わせるために宣祖に召集された孫たちが、絵を描いています。
イ・ハンボクは孫の一人が書いた絵をいたく気に入り、譲ってもらいました。
その「繋馬図」という絵は、後々ちょっとしたエピソードを産みそうです。
もし王の座を奪われたら死ぬ前に一度だけ胸に抱いてください♪とケトン。
ラブストーリーは求めていない私ですが、ケトンの一途な恋心はかわいいですね。
世子の座について15年も経つのにいまだに地位が危うい可哀想な光海君は、
宣祖の見舞いに行っても暴言をぶつけられ、血を吐いてしまいました。
それでもしつこく見舞いに行くと、今度は器を投げつけられちゃいます。
ケトンから相談されたイ・イチョムは「宣祖を殺すしかない」と答えるのでした。
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>王の座を奪われたら死ぬ前に一度だけ胸に抱いてください♪
>ケトンの一途な恋心はかわいいですね。
いつもはケトン&光海君のラブシーンを笑いながら(失礼!)
見ていた私ですが、ここはちょっとしんみり見てしまいました。
なんか潔さがいいんですよね、ここのケトン。チルボクに心配
されてもさすが冒頭からの頑固さは消えず。
また余談ですが、パク・ソニョンは女優の本懐は演技だと
して(?)バラエティには出ない方針だとか・・。それを聞いて
以来、ますます彼女が気になります。
>世子の座について15年も経つのにいまだに地位が危うい
>宣祖の見舞いに行っても暴言を吐かれ、血を吐いてしまい
>しつこく見舞いに行くと、今度は器を投げつけられます。
中国時代劇でも韓国時代劇でも、憤怒にかられると吐血
するみたいですね。日本の時代劇でもそうなのでしょうか?
ストレスが内臓にダメージを与えたのかな(笑)。
このへんの持久戦は見ていてちょっときつかったですー
テッサコジェは見飽きたぜと思っていたけど、ここでのお見舞い
は光海君からしたらせざるを得ないし、それなのに物投げはない
だろう、と。ヤン尚書の「ご病気ですし置きになさらず」のフォロー
が嬉しかったです(痛いのは光海君だけど)。
ただ見ていて理解していないかったのが、世子になってもう
15年たっていたんですね。あれーいつの間に時間が!と思っ
たのを覚えています。でも王妃が来たとき、ケトン27歳だから
それくらいか??「王の女」は40年くらいを40話にしているの
で時間の流れについていけず混乱してきます。。
>イ・イチョムは、宣祖を殺すしかないと言うの
きましたね!このへんすごく楽しみでした~
人の毒殺が楽しみというのも悪趣味ですが、ケトンがいよいよ
そこまでやっちゃうのね?と・・・。
それから、キム・ジョンミンさんのCD購入できそうです!
日本のショッピングサイト経由で在庫がありました。
うめ子さまのおかげです、ありがとうございました。
重ねて御礼申し上げます^^